婦人科防備録

入籍して3年、いつかできるだろうとぼんやり思っていたがそろそろ腰をあげなきゃいけないような気はしていたのだがそれでもまだぼんやりしていた。旦那さんは今回二度目の結婚で前の奥さんが連れて行った子供がひとり居る。できない理由があるとすれば私なんだろう、と、それもぼんやりしていた理由だ。

30代半ば、最近妊娠出産したほとんどの友人が婦人科の力を借りている。「卵管が詰まっていたことがわかって、誘発剤飲んだらすぐできた」「タイミング法で1年頑張ったけどできず、次は人工授精だねと言っていたらできた」「精子卵子、どちらも単体では問題ないんだけど、相性が悪かったらしく体外受精したらできた」など。

でも「あなたに原因があります、妊娠は望めません」という医者の言葉を聞く勇気は無かった。基礎体温を測ってみるが、もともとの生理不順もあり、がたがた。

3ヶ月でつけるのをやめた。

そんな感じで過ごしていたら弟に二人目の子供が生まれた。私の母にもおめでとうと電話で伝えた際、はっきりと病院に行けと言われてしまった。行くしかないか。

 

早速家の隣の駅の病院を予約した。

予約した時間から1時間30分待ち。内診とエコー。声の小さいひげのおじいさん先生だった。優しく淡々と話す。たまに笑うが何を言っているのか判然としない。でも嫌な感じじゃなくてほっとした。続けられそう。

ちょうど排卵近そうということで週末頑張るようアドバイスを受け、週明けに再度予約した。

 

週明けエコー検査で確認。卵子は大きくなっているが、つぶれていないので排卵したかは不明。次は通水検査とのこと。生理が始まったら1週間後を予約。

 

通水検査は卵管が詰まっていないか確認する検査で子宮に水を入れる。めちゃくちゃ痛かった。生理痛がフレッシュな感じ。2〜3分で終了。すぐに排尿すると血圧が下がり倒れる人もいるとのことで我慢するよう注意があった。あと水が出るかもとのことでナプキンをもらう。

20cc入ったらしい。十分な量みたいだ。半分は卵管から排出されるとのこと。中に機材を入れたから炎症が起こる可能性があるとのことで抗生物質を2日分もらう。出血有り。2時間後くらいから下腹部と足の付け根に鈍痛が起こりつらかった。寝た。

 

次は旦那の精液検査。カップを病院で100円で購入してきた。家で採取ししっかりとふたを閉めて1時間以内に病院に持ち込むこと。禁欲期間は2日〜7日。

 

以上防備のため。